19日

 

 

 ごくたまに、死にそうなくらい疲れます。そんな時、「しんじゃうしんじゃうしんじゃう」と脳内こだまが起きて、それを口をついて出たりして昔はよく死ぬ〜って言ってたけど、謎のおじさんとかに怒られたりなんだか不謹慎ということで、「疲れた」止まりにしています。

 それでも大人になるにつれて「疲れた」という事すら許されないらしいのでもはや自分の脳を暗示にかけようとむやみに元気を出したりしています。

 そうすると「嘘つき、ほんとはつらいくせに」みたいなマリア系に言われたり、真面目系に甘えんなとか言われたりして、そうだよね、と目だけ死んだ魚みたいにしながらスポーツを始めたりしました。

 

 

 

 それでもしぬしぬ言ってた頃より(ただの反抗期なんだけど)は元気はつらつになったように思います。言霊というかね。

 

 

今日は疲れたということも許されない場にいて、後ろポッケにいれた鉛筆が白い壁に寄りかかる度、鉛色の線を引いていた事すら気づきませんでした。