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例えば、美術で政治の話はできないし、深刻な飢餓も救えない、
 
美術は、お金のある、貴族たちにゆるされる遊びだった。

美術はそのころ生まれたばかりで、その存在は人間のためにあり、

しかし人間は、世界を自分の手で作り出したいと
この世界を 一枚の紙に自分の手でもう一度構築したい、と
自分は神になりたいのだ、、と

美術を始めた。

それが美術のはじまり。

 

そのころ、彼らは本当に信じていたのだろう。
本当に感動していたのだろう。。ありのままを、自分の手で、線で、色で、生み出せた感動。

 
今の美術は、その存在価値は、違う意味をもっている。



 

  
例えば震災や、なにかが起きたとき、

芸術家が彼らの目で、そのありのままを、作品として残す事は、数字や記録より、
後々までその、ありのままの姿が人の心に残るのではないだろうか。

ものを書くひとや、作るひと。彼らの目を通してみた現実はなによりも純粋かつ、正直に残されなければならない。
その自由が許される、唯一の世界が、ゲイジュツなのだとおもうのです。。

私たちは神にはなれないけど そのくらいはしないといけない。

 

ちょっと真面目にかたってみました。

おやすみなさい~